雑記帳

書き散らします。舞台系が多いかもしれない。

異性ファン

メロスには異性ファンの心が解らぬ。

 

 

いやね、別に応援してた芸能人に恋人がいたからファン辞めます!ってなるヒトにどうこう言いたいのではないんです。

まあ聞いてください。

 

男性が女性芸能人に、女性が男性芸能人に夢中になる、応援することはよくあることです。

「応援する」ということは「お金をかける」ということ。

プレゼントを贈るファンもいれば、イベントに足繁く通うファンもいて、グッズがあれば購入し、同じアイテムを何個も買うことだって珍しくはない。

そうした太客には「異性ファン」が多いと思う。

異性として相手方の芸能人を好いていて、応援している。

芸能人側の売り出し方も往々にしてそこを突いてくる商法は多いので、当然win-win

(実際にその芸能人とどうにかなりたいと本気で思っているようなヒトは除く。少数派だがいるとは思う。でもそれらは「ファン」ではないと思いまーす)

 

サブリミナル的に入れていくけれども、それがどうという訳ではない。まあ聞いてくれ。

 

そうした芸能人と異性ファンとの蜜月は、芸能人のプライベート流出で終わりを告げる。

芸能人が恋人を作っちゃうのである。

ココ。

こうなると「異性ファン」は大多数が離れていく傾向にある。

そこにあるのはどうやら「怒り」「哀しみ」で、もうこれ以上あなたを応援はできない、耐えられないと別れを決断するようだ。

この「異性ファン」の中にも、「絶対に本当に恋人なんて作るな」勢がいれば「本当はいてもいいからせめて表にその存在が出てこないように上手に隠して欲しい」勢もいるように見える。

どれも「異性ファン」独自の考え方で、まあメロスにはとかく解らない。

例えば(例に出して本当に申し訳ないがウチにとって該当しそうなのはキミだけなのだ)某王国の地平線を統べるグラサン国王に、恋人がいたとして。

「そっかー、おしあわせに」

しかない。

むしろ実は既婚者で、子供もいるんです。

「おめでとう‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」

正直めちゃくちゃ喜ばしい。そのしあわせ全力で守っていってくれと言いたい。

ただしこれがチューの写真流出で発覚…とかならちょっと別。

かなり恥ずかしく思う。まあ本人のことなので我々ファンには関係ないっちゃ関係ないんだろうけど、無理。恥ずかしい。

つかそういう写真を撮るなよと言いたい。人差し指を強く打ち付けながら言いたい。

 

そう、恥ずかしい。

 

メロスは「異性ファン」の気持ちも解らなければ恋人のツーショットどころか接吻真っ最中の写真を撮る神経も解らぬ。

ハメ撮りなんてもってのほか。さすがにそんなものがあったとして、その行為をする神経にドン引きし、流出してしまったなら存在そのものに嫌悪感すら感じると思う。

たとえそれが今まで愛で追いかけお金を使ってきた相手だとしても。

 

ココからなら、「異性ファン」とも寄り添える気がしてくるのだ。

だからちょっと言わせて欲しい。

 

問題にして欲しいのは「恋人がいる/いた」事実じゃないのです。

隠してきたであろうそれらの事実が露呈してしまう情報が流出してしまった、その自己管理能力の低さを問題にして欲しいのです。

「異性ファン」という太客がいなくなるということは、お金が今までのように回らなくなるということ。

そういう意味では「異性ファン」を離さない努力をすべきで、その商法に文句を付けたい記事じゃないのです。

ただ、そうした太客以外にも「ファン」はいるよ。

それらを「金にならない」と切り捨てるようなことだけはどうか上の人、しないでくれ。

太客を怒らせてしまったコレはもう駄目だな、なんて判断はしないでくれ。

馬鹿だなぁと思う。阿呆だと思う。呆れている。

でもこれからも活躍して欲しい、活躍する姿が見たい。

是正すべきところは是正し、反省し、活動していって欲しい。

「異性ファン」はもしかしたらこれから見かけることも苦痛なのだろうか。

メロスには皆目解らぬ。

でも上の人たち、どうか叱って。

正しい方向に叱って、ペナルティが必要なら課して、そうしてまた活躍させてあげて。

どうか変な方向には行かないで。

初めてリアルタイムでこんなピンク騒動を目の当たりにして不安が渦巻いている。

ぶっちゃけおまえがホントはどんな人間かなんてことすら極論どうでもいい。

板の上のおまえが好きだ。

これからも見たいんだ。

ただ今はとにかく反省してくれ。

またいつか、会いたいとメロスは思うのだった。

 

 

スマートフォンから打ち込むとうまく文章を把握できないので投稿ボタン押しちゃうえーい

 

 

CD「勝利の凱歌」届いたズラ。

ワァ-イ勝利の凱歌届いたよォー

 

ダンボール3個で

 

いや仕方ない…プレス限定盤の村正蜻蛉切2枚分が同一注文商品でダンボール1個、予約限定盤の村正蜻蛉切がそれぞれキャンセル待ちだったから注文確定した日が違ってそれぞれダンボール1個ずつ…何もおかしいことはない…何も…

これがゾンアマさんばりのデカダンボールだったらもうちょっと冷静さは欠いたかもしれない。

 

いやぁ結果的にこれは良い買い物でしたわ。

予約限定盤はPVとそれぞれのジャケットを飾るメンバーのPVメイキングが付いている訳ですが、ジャケット写真と盤面写真が違います。

歌詞カードの中身は歌詞以外全員一緒。多分。

少なくとも村正と蜻蛉切は一緒。

6人全員のバストアップ写真が見開きでドーン。

 

プレス限定盤については完全に伏兵だったなぁと。

どちらかと言うたら予約限定盤の下位互換的立場だとばかり思っていたけれども、ところがどっこい。

ジャケット写真は予約限定盤とは違う、プレス限定盤用の撮り下ろしで盤面には写真なし。なんだけども、付属のエムカードは撮り下ろし。

このエムカード収録のメイキングの方が予約限定盤付属のメイキングより質が高い。

と、個人的な感想。

でもホント、満足度は断然エムカード収録分の方が高いと思うなぁ。

さらにジャケット撮影のメイキングもエムカードからは視聴可能だが、これまた良い。

何てったって2部衣装着て撮ってるからな‼︎

アルバムの方に収録されるんだろうな。だってシングルのどこ探しても2部衣装写真なんてねぇでござるよ。

蜻蛉切さんの爪が黒いんですよ最高

プレス限定盤で個人的に一番ポイント高いのが歌詞カード。

カードっつか何つうか。

何てったって六折りで全身ピンナップ付きなんですもの。

もちろん撮り下ろし。

 

2種類買って良かったですわぁー とここで素直に言えるのが収集癖持ちオタクの良いところ!

とりあえず観るモン観たので明日以降楽曲取り込んで毎日電車やバスの中で聴きながら脳内の自分の頭をいたるところに打ち付けたいと思います!(爽やかな笑顔)

ハイ‼︎ワタシ、過剰にハイになった時は、真顔のまま脳内で頭を打ち付けて回るタイプのオタクです‼︎今日も元気‼︎

 

シャワー浴びて寝ろっちゅねん

 

ねーむれすふぁいたー

いやちょっとホントに言わせて欲しいのだけれども

はっきり言ってこの曲は好きですよ。大好きです。

でも前回言った通りサタンが導いたりカオスが広がっちゃうのはかなりびっくりした。ん?カオスは広がるんだっけ?

でももう一個だけ、言わせてくれ

 

 

\ヘ----イ/じゃねえわ。

 

三百年の子守唄×女医サウンドさんの採点的なアレ

歌うことは好きだ。

血筋なのか姉も片割れも歌えるものは歌いたい。

なので刀ミュ系は基本的にカラオケに入ってくれるっぽくてありがたい。

この前刀ステの楽曲も入っていて本当に嬉しい限りだ。

という訳で、みほとせもシングル発売に先駆けてカラオケ配信されたとあって、ちょうどクーポンもあるし行くべ行くべ!と行ってきた。

ついでに何やら女医サウンドさんと全国採点で「300」が並んだ点数取れればアクリルスタンドプレゼントとか言っているではないか。

もらえるもんは病気以外なら何でももらうぜぇ‼(億泰)

高得点取れとか無茶ぶりされてる訳じゃないしワンチャンワンチャン!と思っていたら

無理無理無理何あの奇跡を待ち望む感じ

何…あの絶望感…点数の調整とか出来る訳なくない…?

「おっもう少しで300だこの辺で歌うのやめるか!」とかすればいい訳?無理そんなカラオケへの冒涜できない

あと点数の高低は関係ないとは言えあの間奏部分でランク下がっていく無情さに心折れそう

片割れとふたりでひたすら歌ったけどもう「3」の数字ひとつすら拝むの大変。

「自己ベスト更新★」とか求めてない。求めてないけど嬉しいもんは嬉しい

「Real Love」で全国10位まで行ったんですただのド素人めちゃくちゃ気分が良い

マジであれ「300」並び点数さえ取れればプレゼントは貰ったも同然だと思うんですけど。

まあ

でもそんなこと言いたくて記事書いてんじゃないんですよね。

アレですよ

「Nameless Fighter」の歌詞すっげえな。

サタンが導くのかよ…びっくりだよ…

基本的に歌詞の聞き取りは苦手なので何言ってんだか全然解らんかったんだけど想像すらしてなかったファンタジーの世界だったよ

でも大丈夫。ドンウォリドンウォリ。

 

 

あとまんまと全曲デジタルで買った。カラオケこえぇ。

ペダステが全てを狂わせた

ペダステ、というよりも「弱虫ペダル」をワシは知らんかった。

漫画もアニメも疎い訳ではないはずだけども、当時は就職してから週刊誌や月刊誌を追う気持ちの余裕も体力も無くなり、トゥイッターもやっておらず、かなり情報網が狭まっていたのかもしれない。

就職した先で出会ったアクティブオタク(同人活動はする、舞台沼にいる、普通にオシャレで遠征にすぐ行く)友人は、自分が好きになったモノをオススメしてくるのが上手い。

「これ良いから見て‼︎」と押し付けることはせず、「みんな。わたしは今これが大好きだ。集会を催すから是非見てくれ。」と言う。

なので彼女に誘われると、特に何の抵抗もなく「お、じゃあ見よか」となるのだ。

そんな布教活動によって初めて触れたのが、ペダステのインターハイ1日目・2日目だった。

 

基礎知識が何も無いので、最初は人名を把握できなかったが、漫画が原作ということもありキャラ分けがしっかりしていたおかげで人物は見分けられたし、例のハンドルのみのパワーマイム、あれには感心しきりだった。

自転車のお話なのね…はあはあはあ、なるほどなるほど、確かに自転車に乗っているように見える。

これはこうすることでぐっと舞台と融和性が高い作品になる訳だ。これはすごい。

あの演出方法で好感度は爆上げだった。

余談だが、このペダステ初体験の少し後ぐらいに、まとめサイトでこの技法が馬鹿にされているのを見た。

まあハンドルだけ持って「自転車乗ってます!」てのはそりゃヒトによっては笑うかもしれない。それはしゃあないとは思う。

ただ自分は素直に受け止められる方の人間で良かったなぁ、と心底思ったものだ。

舞台なんか食事シーンに料理なんか要らないのだから。

子供の役を大人がやったって良い。

そういう意味で舞台向けの人間で、このペダステを好きになることが出来る人間で、本当に良かった。

ストーリーについても一切問題なし。初見で理解可能。

「前回のあらすじ」にも助けられたし、「若手俳優」プッシュ感もなし、置いてけぼりになるようなことが無く、本当に純粋に作品を楽しめた。

まあやはり性根が腐っているおかげで田巻にニッコリしながら観ていた点は否めない。

すぐにお気に入りのコンビを見つけてしまうのは悪い癖だ。田巻おいしい。

主人公である小野田くんが「カワイイ系」に振り切ってなかったのも助かった。あそこにキャワイイを持って来られるとみんなごみんな「小野田かわいい❤️」みたいになって気持ち悪かったろうな…て…

村井くんの小野田くんは、ごく平凡な男の子としてかわいいなぁと思う。

そもそも何でもかんでも「かわいい」と形容してしまうBBAはもうしょうがない。許して。みんなかわいい。ナオヤゴ-モトだってワシの手にかかりゃかわいい。

小ネタのおかげで笑いは多く、素人である小野田くんの葛藤、レースのぶつかり合い、人間ドラマ…熱い作品だ。これは面白い。

途中途中歌が入ることに特に違和感は感じなかった。入る歌が人物の情感を歌い上げるミュージカル調のものだったらやっぱり気になったかもしれない。

歌を入れることはその舞台作品を幾分かライトにしてくれると思う。ストレートプレイとは一味変わるというか、息をつく間を与えてくれるというか。

舞台沼とは言えガチ沼生息ではないにわかモンにはストレートプレイはたまに疲れるのだ…すまない…

刀ステなんかはOPとEDを入れてくれたので助かった節はあった。

 

そうして1日目をまず観終わってお気に入りになったキャラクターは御堂筋くんだった。

いや、もうまずあのボディライン。髪型。仕草。キョロリとした目に粘着音、怪物ぷり。

はーーーー好き。

別にゲテモノ好きな訳ではなかったはずだがとにかく一番のお気に入りはみどくんだった。

まあ後々みどくんの原作イラストを見てもやっぱりかわいかったしそういえばデスノートのLとか好きだしゲテモノ好きと言えばゲテモノ好きなのかもしれない。ハハッ

この段階ではお気に入りはあくまで「みどくん」だったのだ。

そしてインターハイ2日目。

あの回想シーン、「かあさんは…来なかっ…」、過去から現在への一瞬の変貌、あの場面全てで「みつぅすじくん」に持ってかれてしまった。

なんだあれ。魔物か。

もう、「村田充」の演じるみどくんがストレートど真ん中に来てしまった。

いや、原作のみどくんをこの段階では知らない訳なので、1日目を観て感じた「みどくん好きだわー」もつまりは「村田充さんが演じている御堂筋くん好きだわー」なのだが、2日目を観てからというもの、「村田充」という役者が今までにどんな役を演じて来て、これからどんな役を演じて行くのかと、もう色々調べ始めるようになってしまった。

ペダステ自体も大変面白かったので「これは今後も何回でも観たいから円盤を買おう」と思ったものだが、その後じわじわとみつぅ熱が身体に回って来たおかげで、まず野獣覚醒のライブビューイングに参戦し、インターハイ3日目のライブビューイングにも当然参戦し、即日円盤を予約、1日目・2日目の円盤も予約と同時についに購入した。

げに恐ろしきはここからだ。

まずみつぅを推し始めたので、その他色々な舞台関係の情報を積極的に取り込み始めた。

収集癖が酷い方のオタクであるので、形として残っている過去作品はほぼ全て手中に納め始めた。

パンフレットとブロマイドは原則欲しい。

その他グッズはそんなんでもないけど使われてる写真次第では当然欲しい。

円盤?欲しい。

そうすると見知った顔が増えて来て、ちょこちょこと興味関心ごとを増やし始め、見事に沼にダイブした形だ。すげえ。

ペダステがきっかけで今はもう辞めてしまっていた会社の先輩とも交流が復活したり、それなりの人数で定期的に集まったり、リヤルもやたら充実した。

誕生日こじつけて貸し部屋でケーキ持ち込んで部屋飾り付けてDVD鑑賞会しつつトランプで遊んだり…楽しかったわぁ。

 

今の時代、ライブビューイングを催してくれる作品は多いし、円盤化も然り。ありがたい時代だ。

まあそのおかげでBBAは微力ながら日本経済を身を削って回すことになっている訳だ。

すごい。

みつぅにハマってから僅か1年ほどで、金欠具合がすごくなった。

まあグラサンのおっさんが主催するウンチャラホライズンが活発に動く時期とたまたま重なったこともあるが(箪笥所持者)もう舞台沼に入水するとお金がえげつないほど出て行く。楽しい。(真顔)

そう。

楽しいのだ。

情報を目にするのが楽しい。

パンフレットを買って読むのが楽しい。

ブロマイドを買って見返すのが楽しい。

たまに遠征に行って生で観るのはたまらなく楽しい。

お金を使うことがとにかく楽しくなった。

「公式にお金を落とす」という行為をかなり意識するようになったのも入水してからだ。

「ちょっと高いな…」が「やめとこうかな」から「でもまあ払える額だからぶっこんどこう」になった。

薄給の高卒BBAにはかなり痛い。もうホント、クレジットカード様々みたいな状況。いやそれってかなりやばいけど。

 

正直、今ではペダステはもう追っていない。

ライブビューイングもクライマーふたりが主役のは行ったけどすっかり行かなくなった。

まあ要因は明らかで、何となく申し訳ない気持ちになるが、情報は相変わらず目にするし、最近のホントに若いコたちを起用するようになったペダステには、期待してるし陰ながら応援している。金も落とさずに何ほざいてんだって感じだが

多分、今のペダステを観ても相変わらず楽しいし面白いだろう。

キャストの誰を知らなくても良い。お芝居としてきちんと楽しめると思う。

タイミングさえ合えばライブビューイング観ます。お財布のタイミングさえ合えば。(真顔)

ウチの背中をあの時押してくれてありがとう、ペダステ。

アナタのおかげで、わたしの財布はもうずっと悲鳴を上げています。

 

 

三百年の子守唄のせい。

2017年8月も半ば、突然のマイブームが来た。

「ミュージカル刀剣乱舞~三百年の子守唄」である。

これには自分でもびっくりだ‼(デネブ)

ちなみに刀剣乱舞は一切プレイしていないしアニメも見ていない。ガチのド素人なのでそもそも土俵に乗れてねえんだよ‼引っ込めにわかが‼とか言われちゃうかもしれない。許して。

 

※かなりマイナスなことを言っています。本気で刀ミュが好きなヒトは読まないで欲しいレベル。

正直刀ミュには発足当初からアレルギーを出していたので、極力目に入れないようにしていた。

そもそも最近の「2.5次元ミュージカル」流行りが厳しかったから。

だってミュージカルっつってんのに歌下手じゃん‼

いや2.5次元モノに限った話ではない。

小中高と宝塚歌劇団のビデオと共に生きてきたワシにはビブラートもかけられねぇような若輩者が「ミュージカル」とかほざいてんじゃねえぞっていう気持ち。(過激派)

(とーほーとかの大きい舞台作品でも平気で歌の素人が出てるのに最近気付いて少々愕然とした。大きい作品にはプロしかいないもんだと思っていたので。)

別に宝塚にだって歌が下手な生徒さんはいる。そういうヒトは我が家ではフルボッコだったが

歌は下手めでも、感情を込めて歌うのが上手なヒトは好きだった。

何たって「ミュージカル」、台詞として言うより音楽がつくことでもっと情感的になったりする訳で、泣き叫ぶように歌ったりがなったり、そういうのは好きだった。

だから素人は絶対ダメ!って訳でもないのだが、どうしたって下手くそは下手くそなのだ。

しかも踊りとかも踊らされちゃう訳で、そうなるともう酷い。

息切れしてるわ音も取れてないわ歌うのに必死だわでもうホントなんでミュージカルにしたの?純粋にお芝居させてあげてよ…って気持ち。

だからなんでもかんでも「ミュージカル」にしようとする制作陣には辟易していたし、「ミュージカル」とつけられるとまず警戒するようになってしまった。どうせペンライト振らせてぇんだろうが。キャーキャー言わせて金稼ぎてぇんだろクソが。

さらに悪いことに「刀ステ」がまた別に現れたおかげで、余計にわざわざ「刀剣乱舞」という歌に全く関係ないコンテンツをわざわざ「ミュージカル」に仕立て上げたこのカンパニーを受け入れがたくなってしまった。「刀ステ」の方に馴染みの役者さんたちが多かったのもひとつ。

この「馴染みの役者さん」てのが厄介で、どんなに最初「うーん…」と思っていた役者さんでも、演じているのを観て、バクステを観てしまうともうすっかりかわいい。

そのせいで今回の悲劇(?)は始まる訳だがそれはまた後で。

 

あと刀ミュといえば2部。

これがもう最高潮にクリティカルで拒絶感マックスだった。

今でも多少思ってはいるけども刀剣男士である意味全く無くない?めっちゃ洋装だし和風のそれこそキャラソンみたいなの歌うのかと思いきや「君のことが好きだよ♡」みたいなラブソングだしファンサービスでキャー♡てマジでそのアイドル扱い何なんだよクソが。

もうな、男性アイドルがな、苦手なんだわ。

あの女性に媚び媚びしてそれに女性がキャー♡♡♡てなってるサマがどうにも苦手。

ファン=夢女な感じが無理。芸能人相手にガチで恋しちゃってる感が無理だしそれに応えるようなファンサービスも無理。うすら寒い。

ていうか歌を聴けよ、といつも思う。その黄色い歓声は確かに相手に我々観客のボルテージを伝えるための大切なツールだが今じゃない。今じゃないだろ。おまえらのアイドル様は今おまえらのために歌ってくれてんだよ???聴けよ。

とにかく「刀剣乱舞」という作品を選んだ理由は今若い女性に流行っていて、ぶっちゃけ世界観とかどうでもいいからキャラだけ借りて金稼ご!って感じられてしまって嫌悪感。すごい。もう。無理。

そんでテレビとかに出ちゃったもんだから余計に無理。歌番組て。

だってあんなの一般人からしたらコスプレしてるイケメン俳優(笑)だよ。やめてくれ。

そんなコスプレ(笑)をも乗り越えて夢中になってるような身としてはそれを見た一般人の反応(笑)に現実を突きつけられてツライからホントに軽率に一般人の前に現れるのやめてくれ。一般人も面白がって話題にするのやめてくれ。

盲目的に楽しんでる訳じゃないのでホントに嫌なの。そういうイタイ部分も自覚してる上で楽しんでるんだからほっといてくれ‼っていう人種なの…そっと日陰で楽しんでるんだから引きずり出さないで…

これまで散々刀ミュを罵ってきたくせに申し訳ないが、ウチは自分の好きなものを他人にけなされるのがどうにも耐えられない。

上記の通りマイナス部分も自覚して理解した上で愛でていることが多いので、それを他人に指摘されるのが嫌。そんなことは解ってる、でもすきなの!聞きたくない、聞きたくない!

だから居間で家人の前でも気にせずDVDとか観られる訳がない。たまに大きい画面で観たい…一時停止してめっちゃ写真撮りたい…

 

何の話だっけ?いやそう刀ミュアレルギー。

色々思うところがあって、絶対に自分には合わないと思ったので、なるべく平行世界線で生きてゆこう生きてゆこうと誓ったのだ。わざわざ嫌いなものに首突っ込んで文句言うような人間にはなりたくない。

でも刀ミュがコンテンツとして成功していくとどんどん続編が作られていく訳で、そうなると出演者が増える。

そう…馴染みの役者さんが出演したりし始めちゃったのだ…

まず鳥ちゃん(鳥越裕貴くん)だ。大和守安定役。

鳥ちゃんはペダステで馴染みのコだった。面白かったのでトゥイッターもヒョローしていた。

おごたん(小越勇輝くん)まで出演決定したし、な…なんということだ…知ってるコがふたりも…!と内心戦慄した。

そしてまたこの安定やってる鳥ちゃんのかわいいことかわいいこと。

上記の通り鳥ちゃんと言えば鳴子くんで、チャッキチャキの関西人の鳥ちゃんしか知らなかった。

大和守安定というキャラのビジュアルは知ってはいたので「と…鳥ちゃん…⁉アゴ割れてるけど大丈夫⁉」と思ったものだ。

いや…もう…トゥイッターに上げられる安定鳥ちゃんのもうかわいいことかわいいこと…ホントかわいかった。マジかわいかった。よく化けたなと感心した

ここでまず刀ミュに対する心の壁が少し薄くなった。安定鳥ちゃんだけは認めた。堀川国広おごたんはまあ当然かわいかった。でも認めない。認めないぞ…(何を)

そして我らのナオヤゴーモトが出ていることを結構最近知ってキャー‼ナオヤゴーモトー‼って手を振りたくなる心象。

そしてそうこうしているうちにぶち込まれた荒やん(荒木宏文さん)ともっくん(太田基裕さん)の参戦である。

いや…え…?まさかそんな、そろそろベテランと言ってもいいような中堅どころを…?っていう。

刀ミュっていうと若いコたちを連れてくるイメージだったので、この安心感あるキャスティングに戸惑った。

そしてもっくんが発表当時「???」で、刀ステの時の鯛ちゃん(椎名鯛造くんくんって歳じゃねえけど)同様、すわ新キャラか⁉ってなったのもまた悪かった。ついつい動向に注目してしまう。そもそももっくんもヒョローしてたので逃れようはなかった。

そして発表されたあのガチムチガーターベルト

いやいやいやいやいやいやいやいや。

幕末Rockで見たことあるわ。(担当声優さん的にもシャレになっていない)こんなガチムチがもっくんな訳…もっくんでしたー。

もうなんか度肝を抜かれたってこういうことかなって。まさかもっくんにわざわざこんな変態()持ってきます????ピンクの髪の毛に太もも出てますけど?????

でも本編を観て思うのは、この舞台作品の千子村正には相応しいキャスティングだったな、ということ。

かなり女性的に作られていたから、キャラデザ通りのガチムチな見た目だとちょっと厳しかったかも。

もっくんの大きな目に声、体つきに役作り。それら全部のマッチングのおかげでワシはこんなにどっぷり沼にはまりました。

もうそのふたりのビジュアルが発表されたあたりではウチの刀ミュに対する心の壁なんかレ●パレスレベルでしたよ。陥落早すぎィ

正直もうこのあたりから崎山丸(崎山つばささん演じる石切丸)のお顔がかわいいなぁ…ってなったあたりでもう逃げられなかったのかもしれない。

何より姉がちょうど舞台沼に入水した頃で、もっくんかわいい!みほとせ観たい!とライビュに行ったというのも大きかった。

帰ってきた姉はもう大興奮で、「もっくん超よかった‼もう絶対Blu-ray予約する‼」と、万年金欠の姉にはとても珍しく即日予約を済ませたのだった。

姉は自分が気になった話題や思ったことなど、比較的ウチに伝えることが好きなようで、みほとせ関連の情報もジャンジャカlineで送ってきたし、ライビュの感想もずいぶん聞いた。

こうなったら心の壁なんぞ無いに等しい。

元々自分に近しいヒトがその良さを教えてくれる分にはそれがどれだけ印象悪めでも一旦受け入れるタイプの人間なので、姉が実際に観た結果「良い」と言うのならば、まあ良い部分は確かにあるのだろうな、と思えた。

Blu-ray届いたら観ようね!」とか言われちゃったりしたらそら観るしかなかった。

 

かくして我が家に「刀剣乱舞~三百年の子守唄~」はやってきた。

でもそもそも「刀剣乱舞」自体にさほど興味が無いので、一番最初はほとんど音を聴くだけだった。ちょうどその頃キンプリラッシュLIVEに夢中だったのでふたつしかない目を刀ミュにやる訳にはいかなかった。

そんな状態だったので肝心の村正もたいして意識しないまま1部は終わり、問題の2部が始まった。

そう、耳だけでワシを沼にぶち込んだ2部である。

正直歌ってる唄はやっぱり「刀剣男士」がわざわざ歌うようなものではないし、衣装も多少元衣装の意匠が入っているとは言え皆洋装。まあこういう「多少の意匠が入っている別衣装」にはめっぽう弱いのだけれども。あれ?そう考えると逃げられる要素とか最初から無くない?

でもとにかく唄は良いな、と思いながら聴いていた。

単純に好きな部類の唄ばかりだったし、特別ド下手もいなかったので充分聴けた。

崎山丸は年長者イメージしかなかったので物吉くんと一緒にドンウォリ♪ドンウォリ♪やり始めてビビったが、まあかわいいので良しとか思っていたら(この時点でもう半分ほどは落ちている)来た。

蜻蛉切さんのソロ曲である。

ドンウォリ♪から一転ムーディーなの始まったな、と思ったのも束の間なんだこの歌声は。

思わずキンプリラッシュLIVEをプレイする手を止めて画面を見やった。

ハイ、もうダメーーーーーーー。

いやあのもうハナから唄がメインですっていうあのアレ。(語彙力)

踊りはバックダンサーに任せて歌い上げるそのサマ。でもサビは一緒に踊るただし軽く上半身のみ。とか言う完全に歌いに来てるスタイル。

しかも、それが、蜻蛉切さんという、ギャップ。

は???????なん は?????????????好き。

そう、spiさん演じる蜻蛉切さんに堕とされてしまったのだ。

蜻蛉切さんのキャラビジュアル自体は多分知っていた。まあ好きか嫌いかと言えば好きな方。美形系とかショタ系よりも結構おっさんとか筋肉系が好きな傾向はあった。

でも実在する人間の体形として一番好みなのは細身系とか細マッチョ系で、ガチムチ系はそんなに好きでもなかったし、普段なら多分一番どうでもいい系列だったと思う。(失礼)

でもまず歌声で顔を強制的に上げさせられてしまったウチは、その先にあったspiんぼ切さんのビジュアルにも堕とされてしまったのだ。なんだ。めっちゃかわいい。

この場合のかわいいは単純な誉め言葉で、根本的に推しに対して「かっこいい」はあまり思わない特殊性癖なので別に蜻蛉切さんが女々しい意味でかわいいと思った訳ではない。

それから姉と片割れ(こいつも刀ミュアレルギーが強かったのだが完全にも村正に堕とされた)がお気に入りだという「Jackal」を見せられたワシはもう完全にダメだった。

ようするに村正組のイチャイチャにもやられてしまったのだ。

なん…なんだアレ…なん…ありがとうございます(五体倒地)

※なまもの的なそういう意味ではないです。ご理解ください。

それから数日後、姉ではなく村正に堕とされた片割れの強い希望でみほとせの音源をWALKMANのダイレクト録音機能で録音する作業をしていて、本格的に入水した。

このダイレクト録音ってのは録音の始めと終わりを手動で行うので、必然的に全楽曲を聴くことになった。※音の始まりと終わりを感知して自動で録音してくれる機能もあるが、そちらはあまり信用していないので少なくともウチは基本的に手動で行っている、という意味。あとこの音源は個人で楽しむためだけのものなので、決して違法行為ではない。決して。

キンプリラッシュLIVEに夢中でほっとんど聴いていなかった1部の楽曲も良曲揃いだし、何より蜻蛉切さんがかわいいし歌声が良い。

まあこの時点ではまだまともに本編を観ていない状況に変わりなく、この録音作業の後しばらくは狂ったように毎晩2部映像を観始めるのだが、いざ本編を観てしまったらホントに本格的に沼にはまってしまい、青いお店にグッズ一式買いに行ってしまったぐらい。しかもブロマイド全員セット1部2部を躊躇なく買ったあたり、結局のところ村正組だけではなくいわゆる箱推しに入水していることがよく解る。

いや…だって青いお店には全員セットしか置いてないから…多少しょうがないって言うか…

さすがに紙袋とフレークシールとカレンダーは買わなかったが(ペンライトは片割れが買っていた)後日いろいろ知識を深めた結果カレンダーも撮りおろし写真が使用されていることが判明し結局買った。フレークシールはまだ迷っている。

 

蜻蛉切さんのおかげでずぶずぶと沼にはまり、公式サイトも躊躇なく有料会員で登録(ランダムフォト最高)、もうとにかくみほとせメンバーがかわいい。毎日が楽しい。(白目)になったのが冒頭でも書いた通り2017年の8月半ば。

Blu-rayは当然発売日に届いていたものの、平日の夜になんか観られる時間はなく、姉が一緒に観たがったので初動が遅れたこともあり、「勝利の凱歌」予約限定盤の予約期間に間に合わなかったのが今とてもつらい。

プレス盤はとりあえず村正盤と蜻蛉切盤予約しましたよ。

予約限定盤の村正盤と蜻蛉切盤もキャンセル待ちで注文して、この前村正盤にキャンセル出たらしく購入できることにはなったんですけどね。おい誰か間違って重複予約しちゃってた蜻蛉切盤キャンセルしろ。

 

結局、自分なりにきちんと理由があって触れ合うことを拒絶していたコンテンツも、きっかけ次第でこうも簡単に沼ってしまう訳です。わたしはとてもおそろしい…

「自分はあんまり好きじゃないな」って言ってるものを無理やり「そんなことないよ‼良いものだから是非‼」ってされるのは好ましくないけど、人生何が起こるか解らない。チャンスがあったらそれに飛び乗ってみるのもまた一興。思わぬ喜びは転がってるもんだな、と思いました。

てことで、つまり三百年の子守唄のせい、という話。あーーーーー蜻蛉切さん好き。

 

 

ちなみにキンプリにおける推しは大和アレクサンダーだった訳ですが今度舞台化されてしまいますね察し(あまりにもタイミングが良すぎて熱い掌返しをここでも繰り広げた)